柿渋ブックカバーの新バージョン

アトリエカッコでは、

柿渋ブックカバーのワークショップを定期的に行っています。

柿渋の色合いや風合いがとても素敵なので、

それを普段使いできるもので楽しみたいという思いから

ブックカバーを作り始めました。


柿渋を塗ると耐久性や耐水性が増すので、

紙素材でも通常のものよりも丈夫になり、

比較的永く愛用することができます。

ただ、使い始めてしばらくすると、

折り目の部分がどうしても摩耗してしまいます。

とくに手帳カバーなど、毎日鞄の中に入れて出し入れするような

使用頻度の高い場合は摩耗の仕方も早くなってしまいます。


そこでヘリをマスキングテープでカバーすることにしました。

マスキングテープは和紙なので風合いを損ねずに、

補強することができます。


来月からのワークショップでは、

柿渋とはんこと、マスキングテープの組み合わせも楽しめる

ブックカバーづくりができそうです。

一枚にかかる手間と時間は増えますが、

その分さらにユニークな作品を作ることができると思います。

ただ、ヘリをテープ処理しないほうが好みの方もいると思います。

まずはこのまま使い、ヘリが摩耗してきた段階で

テープ補強するのもいいかもしれません。

テープをつけることで雰囲気も変わり、

新しいカバーを買い替えたような得した気分も味わえそうです^^




atelier Kakko

書を愉しみ、和文化に遊ぶ。 書道&和雑貨デザイン@葉雋 ようこそ

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